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ポートフォリオってよく聞くけどなんだろう?

2019年05月27日
パソコンの前に笑顔の男性

ポートフォリオと耳にすると、クリエイターが就職するときに自分のこれまでの実績やスキルをアピールするために活用する作品集としての意味合いで理解されているのが一般的です。そこでポートフォリオの意義を確認し、クリエイターとしてのスキルや経験をアピールするための作り方の注意点などをご紹介しましょう。

そもそもポートフォリオを日本語訳すると、書類入れや紙ばさみなどの意味合いになります。つまり一連の書類をひとまとめにして運搬することを意味しており、個々の書類を別に取り扱うのではなく書類全体を一つの資料として扱うことを含意しているようです。ひとまとめにするという意味では、バインダーやファイルなども類似した意味合いですが、これらは書類を紐でとじこむことを意味しているので後日に差し替えたり変更を加えたりすることを想定していない点で異なります。

一応の関連性のある書類ではあるけれども、必要に応じて中身を出し入れするなどのイメージになるでしょうか。あえて書類をきれいにとじこまず、必要に応じて、部分的に差し替えることができるというのがポイントです。つまりポートフォリオは必ずしも作品集に尽きるものではなく、完成に至る経緯や作成過程なども含めて全体で参照することに価値を見出すことができます。

例えばグラフィックに強い会社の就職に臨むときには、画像作成のスキルが判明するものを資料にまとめ、作品集だけで実績や経験をアピールするだけでなく、試行錯誤を重ね世にまだでていないような客観的評価を受けていないものであっても、実力を価値判断するうえでは有意義といえます。作り方にこだわりをもたずに、作品集だけをポートフォリオに持参してすべての面接で使い回す等の事態は賢明な姿勢とはいえません。作品集に結実する前の過程が判明する資料なども、あわせて用意することによってもあなたのスキルや実力を試験担当者にアピールすることにもつながります。

ところでポートフォリオは技術の進歩に応じて、こまめなアップデートに努めることも重要です。とりわけWEB系のクリエイターでは技術革新のスピードが早く、トレンドの変化も頻繁に遭遇することになるので一度制作すればそれで終了というわけにはいきません。新機軸や技術革新に敏感になって、新しい作品にブラッシュアップすることが求められます。単なる過去の作品集を提示しただけでは、あなたのスキルの一端を判断することにしかならない点は注意が必要です。